テイエンはきっとまた三日坊主

アニメ・声優・野球・鉄道など自分の趣味について記録します

WUGとの出会い~ライブツアー全通まで

自分がWake Up, Girls!を知ったのは、記憶が正しければ2012年9月、Yahoo!か何かのニュースだったと思う。

らき☆すたのスタッフが東北を舞台にしたアニメを制作」

らき☆すたと聞いてリンクを開いたら、写真に山本監督、神前さん、待田さん、そしてかと*ふくのお二人(加藤英美里さん、福原香織さん)が写っていた。

なんでもかと*ふくスペシャルサポーターとか、、、私はてっきり二人が主演なのかと思ったので、ちょっとがっかりした記憶が残っている。

その月の後半、Super a hour DIVEⅡyouのゲストとして、山本監督、神前さん、待田さんがいらっしゃって、作品について語った。

DIVEⅡyou初回からのヘビーリスナーだった私はもちろん聞いた…のだが、オーディションをやるということ位しかはっきり覚えていない。(録音残してあるかもだから探しておこう)

その後も放送で何度かオーディションの募集のお知らせが読まれた(はず)だが、かと*ふくが主演じゃないという時点であまり興味がなくなっていた私なので、WUGというコンテンツのことはしばらく忘れていた。

 

次にWUGと出会うのは、7人のメンバーのお披露目となった2013年8月のワンフェスのステージ、ニコ生のTSを見たことだった。この時も見た理由はえみりんが出てる!であり、正直7人がどんな人かということには興味がなかった。

感じたのは「この子たちガッチガチだなー」「えみりん天使ですわ」というような程度のことだった。今考えるとその時一番印象に残ったあの子はよっぴーだったんだけど、その子の名前すら全く覚えていないありさまだった。

(その頃の自分はとにかく限られた作品、限られた声優さんにのみ興味がある系の初心者オタクだったから仕方ない…今も大して変わらないけど)

とにかく、自分が初めて(3次元の)WUGちゃん7人を初めて見たのはこの時だったのは間違いない。

 

その後、彼女たちを見たのは、アニメ放送の前から全5回放送された「ワグっていいとも!」というニコ生番組だった。もっとも第1回は放送されることも知らなかったんだけど…放送翌日のネットニュースで「WUGのライバルチームのキャスト発表」というのを見て、あわててその日の夜にTSで見た。

大坪由佳加藤英美里津田美波福原香織山本希望明坂聡美安野希世乃

正直言って、自分が好みだけでキャスティングしたんじゃないか!?という位オレ得なキャスティングだった。自分のI-1推しはこの瞬間から始まっている。

 

第2回のニコ生はかおりんが出る!というので生視聴。当時の自分はかおりん含めI-1の3人(他にゆかちんときよのんと記憶)に9割5分の意識があったので、WUGの誰が出演していたかすら若干怪しい。

第3回は見た記憶なかったんだけど、のちに映像を見たら、見た記憶があったのできっと見ていたんだろう(のぞふぃす目当てだろうなぁ)

第4回は冒頭でかと*ふくが番組ジャックして始まるというオレ得な展開。「お二人ともたくさん出てるじゃないですか!私たちこれしかないんです!」というWUGちゃんの訴えと「芸能界の隙間産業狙ってるから」というかおりんのやりとりを覚えている。

最終回の第5回は全く見た記憶がないので見てない模様。

 

そして始まったアニメ放送。今の自分ならひっぱたいてでもまずは映画館へ連れて行って「七人のアイドル」を見させるところだけど、当時の自分はTVアニメから視聴。案の定話の前提が良くわからず…。

3話まで見てもI-1clubの出番が少ないじゃねえか、この野郎だましやがったな(誰もだましちゃいない)と勝手に憤怒し、見るのをやめてしまった。そのクール、咲やらSYDやら見るものが多かったのも要因だけどね。

 

この年の4月、かと*ふくの2ndワンマンライブが品川のステラボールで開催された。外の物販列に並んでいると、中からワグナーが続々と出てきた。「イベント、やらせてください」というイベント、avexお得意の変則2回回しというやつだ。

今の私なら間違いなく参加しているだろうが、あのタイミングでは無関心だったので「あの作品のファンたくさんおるやんけ、結構結構」としか思わなかった。

(これをもってあのイベントの会場推しをしていた、と供述しているテイエンという男がいるらしいが、100%虚偽なので冷たくあしらってほしい)

 

 

ここから約1年間、WUGとは無縁な生活を送ることになる。

 

 

2015年4月、voice for youという朗読&ライブイベントが吉祥寺のCLUB SEATAで開催された。

このイベントはオトノハという朗読イベントから派生したもので、メインは安野希世乃さん、藤東知夏さん、安済知佳さんの3人だった。そしてゲストとして出演していたのが、我らがかおりんと、まゆしぃ、みゅーちゃんだった。

会場に着いてみると、客はWUGの2人目当ての人が多く、人気あるなぁと思った。

このイベント、今考えると超絶オレ得なもので、正直今の脳みそを移植してもう一度参加したい。何せかおりんとみゅーちゃんが2人で輪舞 –revolutionを歌ったのである。

 

このイベントで、WUGという作品を思い出した自分は、1年ぶりにアニメを見てみることにした。確か6話くらいまで見たところで、七人のアイドルを先に見たほうがいいということを知って、ニコ動に課金して七人のアイドルを観た。

今度は作品をきちんと理解していることができたので最後まで見ることができた。この作品面白いじゃん、何で見なかったんだろ?と。

アニメを見た理由の一つは5月にBLAZING SONICというイベントがあって、そこにWUGが出るためでもあった。このイベント、かと*ふくとFunction6chが出るという相当にオレ得なイベントだった。

ブレソニは、後ろにいたワグナーが厄介だったり、帰り道でワグナー連中が他の出演者を大声でdisっていたりと、ワグナー=厄介のレッテルを貼る結果に終わった。

なかなか曲はいいよなぁ、あの子たちも頑張ってるし、とは思ったのだが、積極的に現場に行く気には到底ならなかった。

 

この年の夏から秋にかけてが転機だった。

まず1st LIVE TOURのBDが発売されたこと。

これだけなら当時の自分が買う理由はなかったのだが、2014年12月に幕張メッセで開催されたWUG FESTAの映像もDISK 2に収録されていた。こちらはI-1が出演しており、自分は100%それ目当てでこの円盤を購入した。正直WUG FESTAの映像はI-1にばかり意識が行くのでWUGのことには気が回らなかった。

あまり見る気のなかった1st LIVEの映像だったけど、もったいないかなぁと思って見始めたところ、WUGちゃん7人の魅力と楽曲の魅力に少し気づいてしまった。

次に続劇場版「青春の影」の公開。この作品、結果的に5~6回映画館で見る位、好きな作品だった。

そして10月の徳島マチアソビ。かと*ふくがステージに出ると聞いて、直前になって行くことを決めた。

1日目、WUGのステージにWUGとかと*ふくが出演、水のペットボトルが演者の数より1本少なく用意されており、WUGちゃんが先輩であるかと*ふくの2人へボトルをこっそり流しているのを見て「良くできた後輩ちゃんや…」と思った記憶がある。なお、かおりんは水が嫌いなので、仮に受け取っても飲むことはないんだけど…。

2日目、エイベのステージとして、ハッカドールかと*ふく→WUGのライブがあった。ハッカ終わりにワグナーさんが「かと*ふく勢のみなさん前どうぞー!」って譲ってくれたんだよね…これだけでワグナーさんの株が爆上げだった現金な自分。

かと*ふく終わりにお礼を言いつつ一番後ろまで下がってライブ見たなぁ…。スペースが広いから跳んだり跳ねたりもしてたし(笑)ワグズーを初めて踊ったのもこの時だった。

…行きの羽田→徳島便がWUGちゃんやえみりんと同じだったのもすごい思い出。今考えると手荷物検査場で自分の前にいたのはエイベの寺田さんだったんだよね…。

同じ搭乗口に向かうから自然と後をついて言ったら「おはようございます」と聞いたことある声が聞こえてねぇ…。その後コーヒー買いに行ったら、WUGメンバー3人が自分の前にいたりねぇ…。あまり接近願望はない方だと思っているけど、この時のインパクトが後々影響しているのは間違いないかもなぁ。

飛行機の座席に座ってDIVEⅡyouの録音流し始めたらえみりんご本人が目の前にいたのもいい思い出、、、思わず再生停めてイヤホン外しちゃったよねw

 

そんなこんなでWUGに興味を持ったので、幕張のWUG FESTAのチケットを購入。I-1からはのぞふぃすとうえしゃましか出なかったからちょっと迷ったんだけどねぇ…。

行ってみたらあの伝説の野球大会(笑)でもBtBを初めて生で聞いて、すごく感動したのを覚えている。白いサイリウムも調達して行ったんだけど、ノーマルのキンブレで事足りたね。

会場で2人の友人にお会いした時、WUGの推しは特にいないって言った記憶がある。だとすると、自分のよっぴー推し自認はどこから始まったんだろ。たぶんこの時には割とはっきりしてたんだけどね。リストバンド買ってるし。

 

映画のBtBもイベント前日に見に行って、やっぱりいいなぁと思ったんだよね。ななみんあっさり帰ってき過ぎだろ…とは思ったけど。全般にもっと時間やコストがかけられれば、WUGはもっといい作品になっただろうに、と思った。

 

その後はかと*ふく3rdやねんどろいど10th、みがるのライブでWUGちゃんのパフォーマンスを見ることができた。

かと*ふく3rdについては、当時の自分は「かと*ふくだけのライブを観たかった」と思ったのが正直なところだった。でも、最前ということもあって、WUGちゃんのパフォーマンスをそれまで以上にはっきりと見ることができたのは間違いなかった(ななみんはいなかったけど)

 

春になって、3rdライブツアーが発表された。千葉、大阪、新潟、仙台、沖縄、福岡、東京の7都市14公演。

最初は千葉と東京の関東2か所、それから聖地仙台の3か所参加したいなぁと思っていた。でも、沖縄と福岡はちょうど会社の夏休み期間だったから、遠征行けそうだなぁと思ってしまった。これは純粋にWUGちゃんを見たいというのに加えて、移動オタクとしての自分の実利もあったと思う。

結局5か所10公演のチケットを、新規入会したわぐらぶで購入した。結局その後、新潟のチケットも追加で購入し、6か所12公演参加に…。

迎えた千葉・舞浜公演、詳細は当時書いた別レポに譲るけど、結局その場で翌週の大阪公演のチケットを購入することに相成った。7か所14公演全通…多分ワグナー以外でやった人は他にいないだろうなぁ。

でもそれくらい舞浜公演は良かった。プリンセス・みゅーちゃんの魅力にハマったのもこの時が最初。当時の記録を読んでも、ああこいつここから堕ちてくぞというのが良くわかる(笑)

最初は水色のタオル1本をかけていたのに、徐々にオレンジとの2本かけになり、3rdツアーが終わるころには完全にオレンジ一本になっていた。

 

ここから先は…メインのイベントはほぼほぼ行ってるんじゃないかな。

ライブツアーは3rdを7か所14公演全通、4thは5か所10公演、FINALは12か所33公演全通…合計で57公演。

 

これだけWUGを見続けたのは、3rdライブツアーの時に感じた「1公演ごとに成長していく」ことがきっかけだった。FINAL TOURでの「最高を更新し続ける」というのがその時の感覚と同じだったんだろう。

1stや2ndから見ている人は、恐らくもっと急速に成長していくWUGちゃんを見てきたのだろう。だからそのうち物足りなさを感じた人もいるのではないか。

そういう意味では私が見始めたタイミングは自分にとってちょうど良かったのかもしれない。

また、仙台公演でななみんののどの調子が悪く、それをみんなで必死にカバーしようとしている姿も印象的だった。

“7人でWUG”、この言葉は後に多く使われるようになったイメージだが、私はこのツアーでそれを実感した。

 

最後に、もしブレソニの時、周りにいたワグナーが厄介じゃなかったら、私はひょっとすればもっと早く、例えば2ndツアーから参加していたかもしれない。

逆にマチアソビで周りのワグナーが親切でなければ、これほど熱心にWUGを追いかけるきっかけにはならなかったかも知れない。

まあ後者についてはもちろんかなり特別な例かと思うし、それが当たり前だとは思わない。でも少なくとも前者はやはり問題かなと思う。

ファンの行動ひとつで自分の応援する「推し」の評価に繋がってしまう。これは(当然私も含め)肝に銘じておかなければならないと思う。